江戸東京に鎮座して1300年近くの歴史をもつ神田明神。
江戸時代には、「江戸総鎮守」として将軍様から江戸庶民にいたるまで江戸のすべてを守護されました。
そして今もなお、東京―神田、日本橋、秋葉原、大手町・丸の内など108の町々の総氏神様として、江戸の素晴らしき伝統文化を保ちつつ、それでいて絶え間なく発展と創造を繰り返す、この東京都心をお守りいただいております。
神田明神の氏子町である東京108の町は、江戸と東京の生活や文化が凝縮された町々です。
神田―元祖下町、江戸っ子たちの血を受け継ぐ町々
日本橋―老舗が集まる江戸の衣食住の文化を伝える町々
秋葉原―世界が注目する最先端のITの宝庫、またサブカルチャーの街々
大手・丸の内―日本を代表する大企業がひしめくビジネスマンの街々
旧神田市場(大田市場)・築地魚河岸市場という江戸東京人の食を支える続ける市場
伝統と創造を併せ持つ、これらの町々を常に見守り続ける明神様。
そんな明神様を慕い敬う参拝者で、境内は毎日賑わいを見せております。
正式名称「神田神社」。神田祭をおこなう神社として知られる。